世界があるというそのこと
June 16th, 2025
「神秘とは、世界がいかにあるかではなく、世界があるというそのことである。」
ウィトゲンシュタイン・哲学者
「神秘」を「事実」に置き換えてもしっくりきます。
「事実とは、世界がいかにあるかではなく、世界があるというそのことである。」
明確な事実が眼前にひろがっています。
「⚫︎」となったら、そのような様子があります。
迷いようがない、ハッキリとした世界。
人は事実に対したとき、それを判断し、「判断の結果」が事実だと誤解します。
禅をすれば、そこが腑に落ちます。
「世界に対する」ということがなくなります。
そのまんま、です。

ポルトガル、巨石の村モンサントにて