1Sep
荘子 斉物論篇13

荘子 斉物論篇13

上古の人には、その知恵が、それぞれに到達するところがあった。 その到達したところとはどのようなものであったか。 最も高いものは「はじめからいっさいの物は存在しない」とするのであって、これは究極まで至りつき、すべてを尽くしたもので、もはやつけ加えるべき何ものもない。 これに次ぐものとしては「物は存在するけれども、その物には限界:他と区別される境界がない」というのがある。 さらにこれに次ぐもの...

Read More