少年たちに学ぶ
September 22nd, 2025
太気拳武禅会では小学校2年生から70代の方までが稽古を楽しまれている。
皆さんから学びをいただくが、なかでも小・中学生の吸収力にはいつも驚かされる。
きっと固定観念といったものが、まだ少ないのだろう。
見たまま、感じたままをスッポリとマネする。
大人は、無意識に自分なりの解釈をして、それを表現する。
経験こそが成長であるが、それが邪魔をすることもある。
事実に「私なりの解釈」を加えてしまい、「ありのまま」を見ることができなくなるのだ。
立禅ではそのまま、ありのままに立つ。
心を静かに、などという作為はない。
見えたまま、聞こえたまま、感じたままだ。
だから本来修行する必要なんてない。
少年たちのありようを見ていると、そんなことに改めて気付かされる。
ありがたや。🙏

哲也画伯、稽古中にスマホで描く