死のうと思うな、生きようとも思うな

November 3rd, 2025

死のうと思うな
生きようとも思うな
ただ、戦え
(「水滸伝」 北方謙三)

生死をかけた闘争は幸いにも経験がない。
だが、組手でも似たところがあるように思う。
強敵であればあるほど、勝つとか負けるとか、そんな先のことは考えてはいられない。
この瞬間の突きや蹴りに対応しなければならない。
ただ、一心に向き合うだけだ。
今、この瞬間にやれることを、やる。
そんな没我の瞬間がたまらなく、楽しい。

見た目も、踏む音も、心地いい