太気拳気功会島田道男師範 札幌セミナーレポート

May 24th, 2012

5月19、20日、太気拳気功会島田道男師範を招聘し太気拳セミナーを開催、武術未経験者から空手・太極拳・合気柔術などの武術経験者にいたるまで男女多くの方々にご参加頂きました。
 
太気拳は素面素手の組手があり、荒っぽい印象を持たれることがありますがセミナーでは内面の力の養成とそれを発する方法について多くの時間を割いています。
 
 
 
 
・上下の感覚を軸として、前後、左右への感覚と力を養う
・その状態を維持し動く
・この内部の状態を実際の力として発する
 
これらを実現する為に、イメージ、気、重みなどを利用します。
 
武術で重要なのは打ち方や投げ方といった個別の技、型ではなく、その技、型が必然的に生まれるような状態。
それは身体だけのものでも意識だけのものでもなく、両方が最適に調節、統合されてはじめて実現できるもの。
あたかも水の中に遊ぶような、ゆったりとしながらも力が充実した感覚を伴い、闘いの場だけではなく普段の生活でもこうありたいな、というような心地よい状態です。
 
稽古会のあとは懇親会、稽古よりも酒で心地よくなった人が多かったようです。笑