27Jan
平気で生きて居る事

平気で生きて居る事

「余は今まで禅宗のいはゆる悟りといふ事を誤解して居た。悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた」 (「病牀六尺」正岡子規) 死ぬ瞬間という未来らしいイメージは脳内にしか存在しません。 ただ今のみが事実。それをはっきりさせることが修行です。 今についての注釈、理解(「★」は「星」だ。)を事実とせず、事...

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3Jan
「不動心」は「自在に動く心」

「不動心」は「自在に動く心」

不動心とは 不動心とは石のように「動かない心」ではなく「とらわれなく自在に動く心」です。 そして立禅は不動心を得る修練でもあります。 (太気拳においては精神的な面よりも、物理、神経面に焦点を合わせることが主体です。ただ、ここは明確な分別はできません。) 動くのになぜ不動か 不動心とは「今」を基準にしたとき、「不動」ということです。 「今」は刻々と変化しています。 その「今」の...

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