「弾力のある身体」をつくる第一の原則は「もたれてもたれず」だ。 弾力がある、といっても肌がプリプリになるとかではない。それは資生堂にまかせよう。 弾力がある身体とは、押されたときに柔らかく弾き返すような力を備えた身体だ。 かたく頑張るのではなく、ふわりと受け止めることのできる身体。 殴る、蹴るといった個別の技術ではなく身体のありようだ。 私の先生は「相手に押されたれたところが足の裏に...
Read More「弾力がある身体」という教えが伝わっている。 ボールのように触れた相手を弾き飛ばす力だ。 私の先生は「身体が飛行機のタイヤのようになるんです。」と言った。 もちろんお腹がボールみたいにふくれていることではない。 だけどお腹がボールみたいにふくれた先生は、これを軸にした武術をしていることが多いのも事実だ。 私はモナ王のような腹筋を目指してここしばらく糖質制限をしている。 だからどうした。...
Read More秩父の山奥に武術の達人がいるらしい。 そんな噂を20年ほど前に聞き、熱心に探したがそのときは縁がなかった。 それがひょんなことで、数年前に縁がつながった。 その秩父の師にはじめて会ったときのこと。 80歳前の小柄な禅僧。 脚を悪くされており、立つのも辛そうだった。 庵に押しかけ、指導をお願いしたが「武術は修羅道だ、嫌いだ。」と断られた。 それでも諦めきれず、しつこくお願いした。 ...
Read More武道や格闘技では力が必要不可欠だ。 相手にいかに効率よく力を伝えることができるか、相手からの力をいかに受け流すか、それが勝敗を決める。 一般的には力=筋力ととらえられている。 格闘家といえば筋骨隆々のイメージだろう。 ボクシングのKOパンチ、相撲の豪快な投げ。 そこには大きな力がはたらいている。 武禅会で養う力は地面とつながる力だ。 地面からの力を相手に伝え、相手からの力を地...
Read More組手でドラグローブを試しています。 ドラえもんの手のようにまんまるの、衝撃吸収力が高く痛くないことがウリのグローブです。 従来の太気拳の組手は素面素手で打撃は基本掌底のみ、というやり方です。 防具を使わず実戦に近い形ですが本気でやると怪我が多発します。 そこで武禅会では安全を第一に、ほとんど触れない程度のマススパーを中心にしています。 軽いマススパーであれば初心者の方も楽しむこと...
Read Moreスペインからヨガマスターのペドロさんがいらっしゃいました。 首都マドリードを中心に指導されています。 意拳と曹洞宗の禅も修行されており、その技術と知識は広く、話が弾みました。 太気拳を学ぶためだけにわざわざ札幌まで来てくださったとのこと、ありがたいことです。 武禅会で太気拳に触れ、「地面とのつながり」を強く感じて頂けたそうです。 ヨガで修得した「身体の協調、つながり」を、地面にまで拡...
Read MoreDuring my holiday this past December, I had the privilege of training with Ojiro Sensei and his class. I attended five sessions, where I was introduced to the fundamentals of Tai Ki Ken, as well as th...
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