21May
太気拳 島田道男師範セミナーのお知らせ

太気拳 島田道男師範セミナーのお知らせ

太気拳気功会島田道男師範を札幌に招聘し、セミナーを開催いたします。   島田師範は太気拳の第一人者であり、また現代の武術家を代表する一人でもあります。 東京の道場には世界各地から真の武術を求める人々が集っています。   立禅・気功がなぜ武術的身体を養う上で大切なのか。 護身と養生をいかにして両立させるのか。 型としての武術ではなく、実戦・組手に活かせる武術とは。   ...

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10May
みなぎり、充実する

みなぎり、充実する

気功(立禅)は「ゴキゲンになる」方法です。   リラックスしつつ集中し、やる気に満ちている、何をしても最高の成果を上げられる状態にいつでも入ることができます。   気功とは不思議なものを求めるものではありません。 最高の状態、いつでもそれを引き出せるようにする技法です。   この文章を読んでおられる今、   大きな山のようにゆったりと座り、または立ってみてく...

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14Apr
平気で生きていること

平気で生きていること

正岡子規の随筆「病床六尺」の一節、 亡くなる3ヶ月程前に書かれた文章です。   「悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、 悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた。」   武士道的精神を著す山本常朝の「葉隠」における   「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」   とは対照的な表現ながら、どちらも同じことのよう...

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5Apr
花がほころぶように

花がほころぶように

花はほころぶとき、末端や根元だけが開くのではなく、全体がふわりとひらきます。   全体がふわりと動く。 手が動く、脚が動く、ではない。 ヒトは手、胴体、脚、と身体を分割して考えますが、本来そんな区別はありません。   そもそもひとつ。 連動という表現さえ、分割してしまったあとの言葉です。   花ほころぶように動きたい。...

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29Mar
張る気

張る気

昨日、函館に転勤となる会員の壮行会をしました。 (もう一人、岩手に転勤となる方もいたのですが、その方の話はまた後日。)   当会では組手をする方と養生的な稽古をメインとして組手をしない方がいるのですが、 函館行きの彼は空手、ボクシングなども経験している武闘派。   なので壮行会は全員との組手です。 通常は会員複数人が交代でするのですが、今回は彼1人で休みなしに5、6人の連続組手...

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17Mar
飛び上がる、着地する

飛び上がる、着地する

方向性が固定されていない自由な身体と心。   「ジャンプの瞬間」と「着地の瞬間」、身体はほぼ同じ状態です。 地面からの力を利用しようとしているか、吸収しようとしているか。 動画の逆再生のようで、一時停止してみるとどちらの瞬間か分かりません。   ちなみに「ジャンプしよう」と思ってしゃがむのでは準備ができていません。 それは「ジャンプの瞬間」ではなく、「ジャンプの一瞬前」。 そう...

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8Mar
強いがあるから弱いがある

強いがあるから弱いがある

大辞林で「無敵」という言葉を調べると、 「相手となるものがないほどに強いこと」 とあります。   一方、武術的・気功的には、「無敵」とは、   「敵という概念が無い」   という状態を指しているのだと感じます。   強いがあるから弱いがある。 大きいがあるから小さいがある。   相対の世界から絶対の世界への移行。   日々の地道な稽古によ...

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3Mar
ハレとケ

ハレとケ

今日は桃の節句、ひな祭り。 日本人にとってはハレの日です。   「ハレ」とは祭りなどの非日常。 その逆は「ケ」。労働の日々です。   人は「ケ」である日々、生きる為にエネルギー(気)を使っています。 そして、ハレである収穫祭や正月で楽しみ、騒ぎ、気を充填する。   「ケガレ」という言葉は「気枯れ」が語源ともされているそうです。   気を集めるのが「ハレ」、...

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1Mar
前後への力は上下への力

前後への力は上下への力

武術においては前後左右の敵に対して、押す、引く、打つなどの力が求められます。   しかし、我々はこの「前後左右への力」ではなく「上下への力」こそが武術の基本だと考えています。   人間は二本の足で、地面を踏みしめて立っています。 前からの力に対抗するのは、足裏と地面との摩擦力。 ツルツルの氷の上では簡単に押されてしまうし、足が地面に固定されていれば押されても耐えることができます...

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30Jan
鼓のように

鼓のように

太鼓のように響く身体。 スムーズに透る身体。   音は振動、衝撃波。 太鼓のように打てばドーンと響く身体。 脚から打点へ力が滞りなく伝わる身体。 どこが当たっても、身体全体の力が伝わる身体。 おかしな構造、無駄な力みが邪魔をする。   打つ相手もまた太鼓のように。 相手の身体が響くように打つ。 エネルギーが効率よく伝わるように。   そして太鼓のように打てば「間、髪...

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